AUTUMN & WINTER 2026
THE CHOREOGRAPHY OF AIR
儚きものの美しさを探求する
目に見えない空気の舞踏を、手に触れるかたちへ。
26AWコレクション「THE CHOREOGRAPHY OF AIR」は、目には見えない儚きものの美しさを探求したコレクションです。
繊細な手作業で形作られたシルバーワイヤーが、自由で流動的な曲線とループを描き出す。
霧の渦巻き、立ち昇る湯気、そして風景を移ろう空気――。
今シーズン、創設者ソフィー・マッケイは、普段は形を持たない一瞬の存在を、手に触れることのできる彫刻的なジュエリーとして表現することを試みました。
ARTISTIC INSPIRATIONS
光、大気、そして流動するリズム
コレクションの中心にあるのは、写真家ヴォルフガング・ティルマンスの抽象作品に見られる、光と動きの探求です。まるで手描きの1本の線のように流れ、漂い、やがて溶けていく光の挙動が、ジュエリーの有機的なシルエットに宿っています。
また、画家J・M・W・ターナーが描く渦巻く空や霞んだ地平線からは、自然が秘めるドラマと静寂の緊張感を。日本の陶芸家・島田昭二の作品からは、形を包み込む線的なパターンと心地よい反復のリズムを着想源としました。
様々な芸術が交差することで生まれた繊細な大気感と動きが、身に纏う人の肌の上で美しい軌跡を描きます。
KEY PIECES
ARISE EARRINGS
緩やかなカーブを描きながら、先端に向けてしなやかに細くなる「ARISE」。大きすぎず、小さすぎない、絶妙なミドルサイズとしてデザインされました。主張しすぎることなく、日常のあらゆる装いに静かなアクセントを添えます。インスピレーションの源は、空気の自然な動き。一筋の煙のようにゆらめき、上へと立ち昇るような、柔らかく波打つ軽やかさを纏っています。
サイズ感は、ベストセラーの「CONTOUR」と「SILHOUETTE」のちょうど中間に位置します。洋梨を思わせるドロップ型のシルエットと、正面から見たときの繊細なウェーブラインが、定番スタイルに新しい選択肢をもたらしてくれます。
単体での着用はもちろん、2つ目のピアスホールにスタッドピアスを合わせるスタイリングもおすすめ。GESTURE RINGとの調和も美しいピースです。
PROFILE EARRINGS
一見するとミニマルなフープでありながら、サイドから見たときに現れる穏やかなカーブが特徴の「PROFILE」。小ぶりなサイズ感ながら、耳から首元にかけて描かれる繊細なラインが、圧倒的な美しさを放ちます。
ポスト一体型のループフックを採用することで、途切れのないクリーンな球体フォルムを実現。軽やかで主張しすぎない柔らかな表情が、エフォートレスな雰囲気を醸し出し、日常使いに最適な洗練されたミニマリズムを提案します。
GESTURE RINGとのコンテンポラリーなスタイリングが特におすすめです。
SILENT DANCE EARRINGS
自由と流動性の感覚を表現した「SILENT DANCE」。霧の渦巻きや立ち昇る湯気、風景を移ろう空気の舞いといった、儚い瞬間を捉えるように設計されました。
緻密に計算され、近接して配置された反復するライン。それらが耳元で優しく浮遊するように佇み、繊細な軽やかさの中に、静かで奥行きのある複雑性を生み出します。
MOTION STUDY RINGやTRACED STEPS EARRINGSと組み合わせることで、複数の繊細な線が空中で互いに絡み合う表情になります。
DOUBLE TRACEDBRACELET
思わず指先でなぞりたくなるような、心地よい触感から名付けられた「DOUBLE TRACE」。 手首のラインに沿う流動的なフォルムは、角度や光の入り方によって繊細に表情を変え、柔らかな躍動感を生み出します。
2本のラインが相互に作用しながら絶えず形を変える設計は、一瞬として同じ姿に留まらない「移ろいの美」を表現。静かな調和の中で、手元に美しい軌跡を描き続けます。
GESTURE RING
GESTURE RINGは、空中を滑らかになぞる指先の軌跡を捉えたかのような、流麗なラインから生まれたリングです。特に人差し指に着用するとそのシルエットが際立ち、造形の美しさをより深く感じられます。単体で纏えば静かな存在感を放ち、TRACE BRACELET と合わせることで、手元に統一感のあるエレガンスを添えます。